飼い主様の声

わんちゃん

ションちゃんのご家族より

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こちらのかわいいパピヨンちゃんはションちゃんというお名前のワンちゃんです。
当院に来られた時にはお腹の中のガンが破けており大量の出血を起こしてしまいました。
すぐに緊急手術をしたものの瀕死の状態が続きましたが、見事に復活をしてくれました。
一命は取り留めたもののなかなか食べてくれないションちゃんが遂にゴハンを食べてくれた時は
ションちゃんのお母様と手を取り合って喜びました!
またある時は、男の子のため、おむつをしていてもおしっこが漏れてしまうことも、、、
でも生きてる!って実感する瞬間?でもあり、おもらしも楽しい出来事になってました。
しかし、そんなションちゃんもガンとの闘いで徐々に衰弱をしていき、
最後は静かにみんなに見守られながら息を引き取りました。
本当に静かな最期でした。
その間、約1カ月間。
ションちゃんのご家族様と共に闘病をさせていただきました私達スタッフ一同は
濃密で大変貴重なお時間を一緒に過ごさせていただくことが出来ました。
あらためて、ションちゃんとご家族の皆様へ
「長い間の闘病生活、本当にお疲れ様でした。
ションちゃん、これからは天国のお花畑の中を二ノちゃんと駆け回ってくださいね。
そして、大好きなお父さん、お母さん、お嬢様のことを天国から見守ってくださいね。」

そんなションちゃんのご家族(お母様とお嬢様)より貴重なお手紙をいただきました。
これよりそのお手紙を紹介させていただきます。

(お母様より)

セナ動物病院 御中
院長 北中千昭 様

前略。
その節は大変大変お世話になりました。
秋から冬へ...季節の移ろいと共に少しずつ日常がやって参りました。
悲しい寂しいの感情から...『ションに会いたいなぁ...』に変化しております。
有名な詩"虹の橋"そのものな気持ちです。

今でもつい下鴨本通りを行き来する度にセナさんを横目で見てしまいます。
緊急手術から余命が時間単位から週単位に延び、
そして逝くまでの約1ヶ月...泣いて笑って泣いて笑って...まさに一喜一憂大変濃厚な日々でした。
同時に院長先生はじめスタッフの皆様のお支え失くしては過ごせない日々でもありました。

涙する私にそっとティシュを差し出して下さった優しさ...
抜け毛をそっと集めて下さってた優しさ...
ション!って呼んで下さった優しさ...
臨終の時、私の到着までマッサージを続けて下さってた優しさ...
亡骸をずっと撫でてくださってた優しさ...
まだまだ...たくさんたくさん。

そしてそして何より!院長先生が折に触れ仰る
「よし!!!」
のお言葉がギリギリの精神状態の日々の中で
大きな勇気と励みになりました。
そして最期...皆様のおかげで、心からの感謝と笑顔で病院を後にする事ができました。

娘にとってションとの別れは相当辛いものでした。
そんな中、院長先生が何度も何度も娘に説いて下さった
"命"ついてのお話しは彼女の心に深く深く刻まれました。

こんな事がありました...。
荼毘にふす朝、最後にお別れに立ち会えず登校する娘に
「最後に一曲弾いてあげたら?」と声をかけました。
彼女は何を選曲するんだろう...別れの曲?悲しいメロディ?
しかし聴こえてきたのはなんと"エルガーの威風堂々"行進曲?!
さすがに驚きましたが、しばらくしてハッとしました。
『そうか!悲しい曲や別れの曲はおくる側の心境だけど
"威風堂々"は彼女からションへの感謝とエールか!』と
命の尊さ、命の儚さ、同時に生きる事の素晴らしさ...
"命とは"...今回の件は彼女のこれからの人生の糧となり
大きな学びとなりました。

ペットロスではありません(たぶん...)でも、セナロスなのは確かです(笑)
玄関前にみかん箱に入ったワンコがいたらなぁ...なんて昭和な冗談を言いつつ
そろそろこのへんで。

慌ただしい師走、明日は小雪が舞うそうです。
院長先生、そしてスタッフの皆様...どうぞお身体ご自愛ください。
セナ動物病院様のますますのご発展とご飛躍を心よりお祈り申し上げます。

ありがとうございました。
心から心から感謝致します。
またお目にかかる日まで。

(以上がお母様からの貴重なお手紙でした。本当にありがとうございます)
次にお嬢様からのお手紙です。

(お嬢様より)

院長先生とかんごしの皆様へ

私が生まれる前からションや二ノがいたので
犬がいない生活がとても不思議です。
今でも家でションが待ってるから早く帰らなきゃ!と思ってしまいます。
近所の犬に会うと抱きついてしまいます。

ママは行かないといつも言いますが
私はカナートに行くとペットショップに必ず寄ります。
ガラス張りの狭いケースや明るすぎる照明がとてもかわいそうです。
ここに来るまでに赤ちゃんなのにママからひきはなされて
どんなつらい目にあったんだろう...と、想像するだけで胸がいっぱいになります。
みんな連れて帰りたくなります。

ションが亡くなってお骨になる日、私は学校へ行きたくありませんでした。
でも私の学校にはお御堂があり神様がいらっしゃいます。
ションが神様のもとにめされるのでお祈りをしなきゃ!と思って
がんばって行きました。

威風堂々を選んだ理由は、ありがとうの気持ちと
私が悲しんでいるとションは天国に行けないなぁ...と思ったからです。
ちょっとしょうげきだったけど、ママがユーチューブで見せてくれた
虹の橋のたもとでニノがきっと待ってるから
私達は大丈夫だからネって気持ちをこめました。

やっぱり犬が大好きです。
でもションがいる気がするのでしばらくはさみしいけど
このままでいます。

ママとの大きな約束がはたせるころ(とても難しいです)
その頃には新しい子が来てもションはヤキモチをやかないと思います。
その子といっしょに新しくできるセナ動物病院に行けるのが
私の夢になりました。

(以上がお嬢様からのお手紙でした。○○ちゃん、ぜひバイオリンを今度聞かせてくださいね!)
ションちゃんのご家族様よりこんなありがたいお手紙をいただけ光栄です。
これからも貴重な命を少しでも多く助けることができるようにスタッフ一同、頑張ってまいります。

最後にションちゃんのお母様よりこんなお写真もいただきました。
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こちらのお写真にはこんなご説明をいただいております。
(以下、写真の説明)
ションが大嫌いだけどお気に入りの場所...
庭から表が見える窓辺です。
お留守番の時、ずっとここに座って私の帰りを今か今かと待っていた場所...
鼻の跡はしばらく消せそうにありません。


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