膝のエコー検査@日浅
- スタッフのつぶやき
こんにちは。
先日、大阪へエコー(超音波診断装置)のセミナーへ行ってまいりました。
今までエコーといえば、
・腹部(肝臓や腎臓など、おなかの臓器を診る)と、
・心臓(心臓や心臓の弁の動きを診る)
がほとんどでしたが、今回は、
・骨、関節のエコーを診よう!というテーマでした。
動物病院では正直あまり馴染みがないことになります…。
しかし、
現在、ヒトの整形外科の領域ではエコー検査の研究がすすみ、診察室に1台エコーを備えていることも多いとのこと。
レントゲンやCT,MRIと並ぶ診断装置として、活躍しているそうです。
利点はやはり低侵襲でコストが低いこと、そして、全身麻酔が必要ないことも大きいと思います。
今回は3時間半のセミナー、限られた時間ですので、膝関節のみ教えてもらいました。
病気に関連することでいえば、
滑車溝と呼ばれる膝のお皿が収まるミゾの深さを測定したり、
前十字靭帯という、損傷しやすい膝の靭帯の動きを観察したり、
半月板の損傷がないかを診たり
することができます。
今後の診察に生かしていきたいと思いますし、
その他の骨関節についても継続したセミナーがあればまた行きたいと思います!