新人獣医師あるある@泉
- スタッフのつぶやき
先日、同級生と久々に会って色々と話していました。その友人も動物病院で働いているのですが、話しているうちに「新人獣医師あるある」が判明しました。
それは・・・「薬品名がややこしい!」です(笑)
僕たちは今年の2月に獣医師国家試験を受験し、無事合格して晴れて獣医師となりました。
犬や猫はもちろん、魚から牛、さらには植物までが獣医師国家試験の出題対象なので、その暗記量は気が遠くなるようなものです。中でも受験生の頭の容量とヤル気をかなり奪うのは、そう「薬品名」です( TДT)
薬の成分やその効能、副作用・・・覚えるのにかなり苦労しました。しかしいざ働き出すと、現場で飛び交っているのは聞いたことのない薬ばかり・・・。それもそのはず、現場では薬は「薬品名」ではなく「商品名」で呼ばれることが多いのですΣ (゚Д゚;)
同じ成分でも、製薬会社によって薬の名前が違うのです。例えば人の風邪薬も様々なものが発売されていますが、パッケージの裏をよくよく見れば成分は同じ・・・なんてこともありますよね。中には商品名から薬品名が連想できるような、「親切な」薬もあります。
例えば「フェノバール」という薬の成分は「フェノバルビタール」、「オメラップ」は「オメプラゾール」・・・この辺はなんとなくわかります。しかし「プリンペラン」=「メトクロプラミド」、「ザンタック」=「ラニチジン」などなど・・・薬品名が想像できないネーミングの薬も多々あります。この商品名と薬品名のギャップは、おそらく新人獣医師に共通する悩みなのではないでしょうか?