京・夏のおわり@福田
- スタッフのつぶやき
今夜8月16日の夜は、
京の夏のおわりを告げる風物詩「五山送り火」ですね。
小さい頃から親しんできたこの行事、家族で点火を見に行った思い出が記憶に残っています(*^^*)何気に毎年見てきましたが、送り火の歴史について調べてみました。
その名の通り5つの山に灯される火。
中でも「大文字送り火」が聞き慣れた名前ですが、あと4つ。
松ヶ崎妙法送り火・船形万燈籠送り火・左大文字送り火・鳥居形松明送り火があります。
送り火は、再び冥府(冥府・死後の世界)に帰る精霊を送るという意味をもつ盆行事の一形態で、この行事が一般に広く行われるようになったのは、仏教が庶民の間に深く浸透した中世-室町時代以降だったそうです(おそらく)
そんなにも昔からの行事がこの現在にも受け継がれていることにとても驚きましたが、
さらに、送り火の見方を改めさせられたのは、
「五山送り火」が権力のある人によって創始されたのではなく、地元の人々の信仰や協力によって始められ、これまで受け継がれてきたということです。
今年の送り火は天候にも恵まれ、きれいに見れそうですね。
みなさまが、それぞれの想いでお送りできますように☆