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盛岡三大麺③盛岡じゃじゃ麺@GO

  • スタッフのつぶやき



 最後に紹介させていただきたいのが盛岡じゃじゃ麺です。個人的には無性に食べたくなる懐かしい味です。


 戦前、旧満州(現在の中国東北部)に移住していた(後の「白龍(パイロン)」の初代主人である)高階貫勝が、満州時代に味わった「炸醤麺(ジャージアンミエン)」を元に、終戦後の盛岡で日本の食材を使って屋台を始め、そこで盛岡人の舌にあうようにアレンジをくりかえすうちに、「じゃじゃ麺」としての独特の形を完成させたといわれる麺です。


中華麺とは異なり、じゃじゃ麺用の平たいきしめんかうどんのように感じられる独特の麺に、特製の肉味噌とキュウリ、ネギをかけ、好みに合わせてラー油やおろしショウガやニンニクをかけて食べます。
この肉味噌は塩味が強いが、この肉味噌と独特の麺が、本来の中国式の炸醤麺のスタイルを受け継いでおり、近年広まっている甘みのある「ジャージャー麺」は韓国式のものに近いみたいです。


 麺を食べ終わった後の器に、卵を割り肉味噌を加え、茹で汁を注いでかき混ぜたスープを「鶏蛋湯(チータンタン)」といって、これがまたじゃじゃ麺を他べた後に必ず食べずにはいられません。


 多くの場合、客が注文を出してから生麺を茹で始める形式で、(立ち食い蕎麦などと比較して)調理に時間がかかります。 盛岡周辺を中心とした岩手県で食べられている郷土料理であり、専門店も存在して、専門店の中には、じゃじゃ麺の地方発送サービスをしている店もあります。


 香辛料を好みに合わせて入れていくので、人によって全然異なった味に感じる場合もあります。

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