京都国際写真祭@大谷
- スタッフのつぶやき
こんにちは。
すっかり春らしくなってお出かけしやすくなりましたね。
今時期は毎年「京都国際写真祭」が開催されています。
市内の各所で写真展が開かれ、色んなアーティストの作品を見ることができるのです。
僕がその存在を知ったのは去年のこと…しかも知ったときには写真祭は終了していました…。
そのときは残念に思いながらも、その後何となく風化して忘れてしまっていました。
ところがつい先日、ひょんなことから普段は使わないバスで出勤した際にバス停のポスターが目に入りました。
これは!去年の!
すかさずイベントの内容をネットで検索。
これは!!行かねば!!!
ということで早速、気になったところから行ってきました。
ティエリー・ブエットさんの「生まれて1時間の僕たち」
体外受精で生まれた赤ちゃんたちの生後1時間以内の写真ばかりを集めた展示でした。
今まで新生児の顔を見比べたこともないため印象が新鮮で、色んな人種の特徴、何より一人一人その子の特徴がすごく可愛く、興味深かったです。
同じ会場の2階では福島菊次郎さんの写真展が開かれていましたが、こちらはティエリーさんとは打って変わってハードでシリアスな内容。
戦後〜近年までの、表舞台には出て来ない日本の歴史が福島さんの手作りパネルの解説とあいまって、非常に印象的でした。
なぜ「敗戦」ではなく「終戦」と言うのか?
今まで疑問に感じたことがありませんでしたが、そういったところにも気付きのある写真展でした。
気になる展示はまだまだあるので、期間中に色々まわってみようと思います。